音楽のちからと絵画のことば

昨日のオープニングはとても楽しいものでした。
演奏もお客さんもノリノリムード。
今回の夏の完結ともいえる野沢氏の一連の作品群やはり強烈でした。

31日まで
銀座コバヤシ画廊
11:30~19:00
http://www.gallerykobayashi.jp/

とにかく足を運んでみてください
そこに音楽はあるのかどうかぜひみて確かめてください。



抽象絵画のほんとの中身!あれっ?

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撮影土田和彦 この写真テクスチャーがすごいでしょ。
小石川植物園で撮ってもらいました。秋のキーボード。モデルはいつもの版画の版です。


音絵楽をとり続けてくださっている土田和彦さんが
最近パルコで開かれた「もう中学生」(吉本の芸人さん)の展覧会の
パネル写真を担当していた。かっこよかった。さすが土田くん
野沢さんも、もう中君も大きな絵を描くと言う以外は、全く違うけど
どちらもすごいと土田君は言っていた。(野沢さんなんて言うかな・・・。)
おそらく土田氏が重視するのは人間性だ。写真は正直だからな・・。



改めて野沢氏の回答を見てまたまたアカデミックーーと思いつつ
やっぱり私のアートの師です。と思いました。(謝謝。)

夏のイベントでは、なぜ野沢二郎がライブペインティングなんか?と
何人かの人に聞かれた。
実はこのなぜ?どうして?が現代アートには
必要なんじゃないかと思う。
今回はこのなぜ?の答えを言葉じゃないもので表現したかった。
野沢さんの絵の始まりを知りたい。この思いつき
それが即興音楽とライブペインティングだった。

ものすごいスピードで変化する世の中にあって
自分を過去(前生も含むかもしれない)と未来(来世も含むかもしれない)に
照らし合わせて検証しながら
絵を描いてる態度が野沢さんの作風につながっている・・・。
優れた作品は絵からそのパルスが出てる・・・・。
と森英記氏が言ってたのを思い出した。

もう中君の展覧会にはみんなが買って帰れるお土産が一杯だった
そうだブロマイドを作ろうと野沢氏の写真入ポストカードできました
個展にもって行きます。
こうしてみると野沢さんはかなりハンサムです。























ターニングポイント1957。野沢二郎の始まり 

さらに質問は続く。
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Q ミュージシャンとのアイコンタクトは慣れましたか?
ミュージシャンとの信頼関係はペインティングに必要でしょうか?

A 演奏とともに制作するというケースは初めてだったし、
この先やることも想定していませんので、アイコンタクトは最初で最後かな?
ただ、この1年の森さんとの関わり(酒飲みも含めて)がなければ、
今回のライブの成功はあり得なかったと思います。

(えっ?アートはこれから始まる気がするんだけどなーー)



Q このようなペインティングにどんな意味があったと思いますか

A  少なくとも私自身にとっては、とても大きな意味があったと思います。
自分の絵にとっての「即興」の大切さを思いました。
今、目指そうとしている絵は、「確実なマチエール(絵肌)を作り、物としての充実をはかる」ことと
「一回性の美しさ:ライブ感覚」の両方です。相反する内容を実現することです。

(ライブ感覚って?具体的に知りたいな?絵の具をポンと置く事だけじゃない気がする)

Q 過去にこのような音楽と絵画の共演のようなものを見たこと
または書物などで読んだことはありますか?
絵画史的に何か関連してひらめくことはありましたか?


カンディンスキーとシェーンベルクの交換書簡を読んだ事があります。
音楽家と画家が刺激しあいながら理想的な関係を作っていたように思います。
音楽と絵画の共演のようなものは、今はあちこちで行われているように思います。
写真などで見たにすぎませんが、音楽に合わせて、
形がどんどん増殖していくようなものが多いでしょうか。
私は図式的な絵が苦手なのでうらやましいです。

(わーーここんところもう少し聞きたいな図式的な絵が苦手なんてそうかな?
野沢さん絶対もっと何か隠してる)

音楽とは直接関係ないですが、「ライブペインティング」に関連して、
ポロックとマチューを思い出します。
ポロックがくわえたばこでドリッピングで制作している映像は、
ときどき授業で学生に見せたりしています。
(そういえば森さん、ポロック好きだって言ってましたね)。
一方、マチュウが日本橋白木屋のショーウインドウで絵を描いたのも有名です。
浴衣にたすき掛け、赤いハチマキに白足袋で制作している写真は印象的です。
観客にとっておおしろい「ライブペインティング」はマチュウかな。
しかし、画家としてはポロックのほうがいちまい上かと思います。
ポロックは、絵の中に入り、無意識に描いているようでもあるけれど、
ちゃんと空間作っているからね~。
今回のライブで、心構えとして意識していたのは、もちろんポロックのほうです。
昔の話です。ポロックが車飛ばして死んだのが1957年、
マチュウのパフォーマンスも1957年、わたくし、その年に生まれました。

(1957恐るべし!映画で見たけどポロックってロックのスターと似てますよね)

あ、もうひとつ思い出しました。「ようこそ先輩」というNHKの番組で、
新井良二さんが子どもたちの前で大きなキャンバスに絵を描きました。
それがやたら面白かった。まるで絵本のページをめくるように、
一枚の絵がどんどん変化する。子どもたちが途中で描いちゃったりする。
文句なしにおもしろいライブでした。

あ、最近知った面白そうな企画があります。西村記人という方が、山下洋輔さんたちと
つくば市でライブペインティングをするそうです(11月25日 つくばカピオホール)。
9月30日のライブにも来ていただいた野口修さんが企画に関わっているようなので、
できたら見に行きたいな~。詳しくはhttp://artnpo.exblog.jp/



Q 今後の絵画活動に何か影響があると思いますか?

実は今、個展(銀座/コバヤシ画廊、10月26~31日)直前で苦しんでいます。
今描いてる絵は半月もこねまわし、まだできないのですが、
「その気になれば20分もあればできる!」なんて、ライブの経験が変な自信になっているような。
「甘い甘い」ともう一人の自分、とほほ。


ホント楽しみな個展がやってくる。





野沢二郎氏への質問。「絵画の思索」

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これが始まりの色
26日の野沢二郎個展オープニング前の予習。


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やはり抽象絵画は何の予備知識もなく突然見ただけでは
分かりづらい分部がどうしてもある。
これは現代アート全般に言えることかもしれないが
その絵に込められたストーリーを聞いてしまうと
見る見るその作品に引き寄せられることがある。
今回の野沢二郎氏の作品にはこの1年分のストーリーがあり
彼の生まれて初めての経験がたっぷり詰まっている。

Q 夏のライブではまずはじめにカンバスにおかれていた色が印象的でした。
ピンクの画面から始まりましたがそれはなぜだったのでしょう。


A  「ローズバイオレット」という絵の具を主に使いました。
アトリエでのリハーサルの際、絵が寒色系でまとまりかけた時、
暖かみが欲しくなり、最後に画面の隅の方に
ローズバイオレットを少しだけ置いたのです。
たぶんそれを引きずっていたのだと思います。
また、ライブで描く前の演奏中、
お客さんの視界にずっと入ることになるので、
音楽のためにも、あまり固定的なイメージを
連想させない方がいいかな、と思いました。
緑や青は自然の風景を連想しますよね。
ピンク(と言ってもかなり落ち着いた感じのトーンにした
つもりです)が一番、音楽を聴いてのイマジネーションが
多様に拡がっていくかな~と思った気がします。

(たしかに温かみのあるムードから始まったLIVEだったなーー。)

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Q ペインティングの最中に音はどのぐらいの割合で聞こえましたか

A  初めは、耳をすまして、音を聴きました。
(リハーサルの時、森さんはノイズみたいな音から入ったのですが、
ライブ当日はだいぶ違っていて、あれれ、と思いつつ。)そして、ちぎれるような音に
乗せるように黒い斑点を置き、伸びる音に引きずられるように画面を貫く線を引きました。
その後の事は、正直、ほとんど覚えてないんです。
時々、音楽から強い引力みたいなものを感じることがあり、
たぶんリズムにのって描いていたと思います。
また、一気に塗りつぶすような場面では、音楽が追っかけてくる感じがしました。
半分以上、音楽は聞こえていなかったような気もします。
しかし、それは「耳で」聴いていなかっただけで、
すぐ傍から発せられる音を、間違いなく私の身体(皮膚?)で感じていたはずです。

(聞こえない瞬間があるというのがすごくリアル。)


Q 普段の描く速度と比べてどのぐらいの速さだったと思いますか

A 手を動かすスピードは、普段通りだったと思います。
  ただ、普段は、アクションとアクションのあいだの時間、つまり絵を眺めている時間が非常に長いです。

(予想よりかなり速描きなのにはビックリ!!!ためらって描くことはまずない
見てる時間のほうが長いのか・・。)

Q ココで終わり。はどうやって決めるのでしょう?

A 絵を描いている時は、キャンバスに至近距離で接触しています。
周りが見えないわけで、身体的、触覚的、主観的、感情的な要素が強いと思います。
離れて眺めている時は、極力、冷静になろうとし、視覚が優位になると思います。
あらゆる情報を駆使して、客観的な判断をする司令塔みたいな自分が居て、
「次はこうしろ」って命令するわけです。ただし、その指令でうまくいく確率はきわめて低いです。
試行錯誤の末、様々な要素が調和し、ある種の秩序を持ちつつ、
(秩序を持つだけでは、ただのまとまった絵になってしまう)、自分でも想像しなかったような、
新鮮な表情を絵が見せる。天使の微笑み、みたいな(笑)。そこで終わり。
もちろん、今回のライブでは、のんびり絵を眺める時間はなかったので、
即断する司令塔にまかせて描きました。終わりにできたのは、たまたま拾い上げた
「コバルトバイオレット」という絵の具のチューブのおかげでした。
とっさに今までやったことのないような使い方をしたら、ハッとする感じになって、
「OK!」と思いました。
なお、「作品の完成」についての深い考察を小澤基弘氏がしています。
私もアンケートに参加した経緯もあり紹介します。
「絵画の思索」小澤基弘著、花伝社、2006年。







絵画の思索―絵画はいつ完成するか
花伝社
小澤 基弘

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ベルエキセントリック

加藤和彦さんの訃報を聞いて
なにかちょっと色々ものすごく高速で回想した。
1980年代が結構私に影響を与えたのかな?。
と、今まで意識していなかったこと。
ベルエキセントリックというアルバムが
とても印象に残っている。画家の金子國義 さんのジャケット。
アルバムの最後の曲は坂本龍一さんのソロのジュ・トゥ・ヴ。
このとき初めてサティのこの曲を認識した
ジムノペティといえばルイ・マルの鬼火
ジュ・トゥ・ヴといえば加藤和彦のベルエキセントリック
音楽がビジュアルと結びついているアルバムだ。





野沢二郎個展2009。ついに完成!!

あの作品が公開される。

野沢二郎個展 across the water surface

10月26日(月)~31日(土)午前11時30分~午後7時まで(最終日午後5時閉廊)
真夏の画家とライブハウスイベントから2ヶ月を経て
あの絵画の始まりの完結が
コバヤシ画廊(銀座)で公開される。

今回改めて驚くのは
この2ヶ月ライブペインティングが続いていたということだ。
野沢二郎氏はまだあれからずっとライブペインティングを
アトリエでやっていたのだ!!

会場で即興で作られたものはそのほとんどがそれで完結する。
今回はあのライブでの作品は抽象絵画のスタートでしかなかった
今までの作品といったい何が違うのか見て確かめたい。
このあと作品公開前に野沢二郎氏への質問状を送ったので
公開します。お楽しみに。





紙版画がセッションしたこと。

台湾の展示でこの一年の活動をひとつの映像にまとめてみた

紙版画×漆(HINATA Ryu)
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紙版画×音楽(Melting kiss)
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紙版画×LIVE写真 (TSUCHIDA Kazuhiko)
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紙版画×ワイン(BISTY’S)
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紙版画×ライブハウス(バブル)
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そもそもこの音絵楽という世界は
ツツミエミコの紙版画のなかにある世界観だった。
森羅万象全てに音楽が宿る。
生きていることはセッション・LIVE
紙版画だけでは私が本当に伝えたいことは
表現しきれないなと感じたときから
もっと他の表現者と一緒に音楽のセッションや
アンサンブルのようにして
作品を作れないかと試みてきた。

紙版画がなにか他のものとかかわることでおこす化学反応を手がかりに
展示やイベントを作っていった。

そして一年後にはこの化学反応が別の場所でも起こり
画家と音楽のセッションも実現するとは
はじめたときはまさか思っていなかった。
でもこれは実に音楽的な広がりだ。
音絵楽には「ねばならない」とか「こうあるべき」はない
いい感じの
さまざまなセッションの積み重ねが音絵楽を作っていく。





体験しないとわからないこと。アジアネットワークビヨンドデザイン展。

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ずいぶん更新しませんでしたが
台湾に行っていました。

アジア4カ国(日本・韓国・台湾・中国)で開催される
アジアネットワークビヨンドデザイン
今回ネットワークがテーマの特別展示に
「音絵楽」を招待していただきました。

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オトエガクの
音楽と絵画(アート)を結びつけると何か新しいものが生まれる。
と思ってはじめたことが
アジアの人たちの交流までつながって来ました。
新しい何かを生み出すためのコミュニケーションと
ビヨンドというアドベンチャー精神が中心にある展覧会です。
札幌展・北京展・台湾展と参加し
アジアの若者の前向きな姿勢に感動。


「秘すれば花」 やっぱりそうか・・。野沢二郎×森英記

30日のライブ以来はじめて森英記氏と一緒に野沢さんにあう




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野沢二郎 木炭&パステル画


10月26日からのギャラリーコバヤシでの個展に向って
画家はひたすら描き続けるべくアトリエにこもっているらしい。
「ほんとにライブやってよかったよーーー。」とすがすがしく話しだしてくれた。
相変わらず2人とも大ナマを水のようにガンガン飲む(あーピッチャーにしておけばよかった・・。)
野沢さんの話は続く・・
あんな体験初めてだった・・。2日間筋肉痛だった。絵を描いて筋肉痛なんて
初めてだったよ・・。ホント必死で描いてた。終わったとき自分の手が油絵の具まみれで
ビックリした。ナンジャコリャーーーー。って思ったよ。
よかった・・・初めてだし二度と出来ないだろう。
ホントすごかった。

あの凄い絵はあれで充分成立しているのに最後スキージでざーーーーっと
表面の絵の具は取り払われた。
それが今度の個展の作品の土台になっていると思うとワクワクする。

真ん中から描き始めないという事が野沢さんの中にはあるらしい
毎回野沢さんの作品のなかにはよーーーく目を凝らさないと見えない
何かが入っている気がするのだが
いったい何が塗り込められているのだろうか・・。
やっと描き始めがどうなのかはつきとめたがまだなぞが多い。
「秘すれば花っていうでしょ・・。」と野沢さんはいっていた。
またまた高度な回答。

「秘すれば花なり秘せずは花なるべからず」カッコイーーー。
花伝書にある世阿弥の言葉だ
オトエガクのイベントのありかたの精神を学ぶ気がした(大げさかな?)
世阿弥はエンターテナーの見本みたいな人だ。






ジミ・ヘンドリックスが燃やしたギター。

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ジミーヘンドリックスの命日に毎年行われるジミセンのコンサートに渋谷DUOに行った。
燃やしたはずのギターがここにある
エキゾチックな柄だ。朱がベースの色とはビックリ
ビジュアルに対するジミヘンのこだわりが良く分かる

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私は夭折の天才という人たちが結構苦手だ
エッ?ていう所でTVスイッチを切るように人生を終えている
そのあとは伝説だけが残る。絵画の世界にも多い
みんな命を削って表現したんだ。生ききったんだ。
という納得させられちゃう話だけが残る。

人生をもっとゆるくまわりにいる家族とも共有したいと
思って生きている人生には夭折の天才伝説は事件性が高い。
音楽や絵画というよりそれは事件・ハプニングなんじゃないかと思って
少し閉じて接してきた。

でもこうしてジミヘンの27年という人生より
長くジミヘンをトリビューとしている
ミュージシャンのライブを見て思うことは
単純にいい曲が多いなーーーという事だ。
美しいものが好きだったんだろうナーと思わせる。
でもそれはトリビューとするミュージシャンの純粋な思いが
ジミヘンを再構築しているからこそなせる業で
ただのコピーやものまねではここまで
曲のよさを感じることは出来なかった気がする。
夭折の天才は伝説だけでは生き残れない。

ジミヘンをこよなく愛するジミセン藤江氏と
森英記氏が登場する
毎月第4土曜日のミッドナイトLIVE
「club Bardo 」YAS presents
24:30~
http://www.adm-rock.com/index02.html





宴は終わったのか?

オトエガクのストーリーはイベント(宴)が終わってから始まる。

次に何が生み出されるのか
イベントから2週間たってみんな何か考えている。
直接まだ話はしていないけれど
クリエーターという人たちは
内省する時間と出力の時間が交互にやってきて
表現になるのできっとみんな
ああいう特別なことがあったあとは熟成する時間が
必要になっているはずだ。

数多くの写真を見ながらもう一度いったい何が
おきていたのか考えてみた。




それでも恋するバルセロナ・真夏の夜の夢

夏に見るはずだった公開映画。
もうすぐ終わっちゃう。というので駆け込み鑑賞。


画家の話と沖縄の話
ちょうどタイムリー。
どちらも恋愛もの(!?)。恋する瞬間。

恋多き画家。画家に創作の霊感を与える多くの女性
サラリーマンのニューヨーカー
ウッディアレンの映画の登場人物はバルセロナに集合しても
ヤッパリ、ウッディアレン。
クリエーターやアーティストといわれる人たちと
そうでない仕事をしている人たちの
日常をこんなに小気味よく描けるのは彼ならでは。
みんな混乱してるんだけど、なんだこれでいいんだと思わせてくれる。

映画は音絵楽な世界の究極。
いつも思うが間違いなく一流の映画監督は
音楽的センス抜群だ。

「真夏の夜の夢」は森の精霊キジムンを
中江祐司監督が描いたもの。
中江監督の映画の中によくでてくる
このキジムンは間違いなくいると思わせるところがいい。
日本人の自然信仰はやさしい。






CDはLIVEの副産物。

アルバムのカバーを紙版画で作ってほしいという依頼から
はや1年。この世の中にあるCDや作品のことを真剣に考えるようになりました。
1曲150円で音楽をダウンロードできる時代にあえてCDという体裁に
しなければいけないものとは何か?そのことばかり考えていました
音楽とアートを結び付けてCDという作品にしていくために毎回の
音絵楽イベントはとても重要なものでした。

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音絵楽な話・うちなー(沖縄)50部限定作品CD(和紙使用しリアルNO.入り)定価3000円

これは和紙に手刷りで一枚一枚作った版画原画版CDです。
音絵楽のCDの作り方は他のCDとはかなりちがいます。
そもそも有機栽培のようにCDをつくれないものかと
考えていたのでほんとに今回は旬で獲れた分しか発売さません。
このCDは昨年行われた音絵楽イベントの副産物といえるもの。
サティやラベルといったベルエポック時代の作曲家の音を収録したのは
その時代の空気が「音絵楽」そのものだからです。
音楽家と画家がふれあって触発されて
新しいものを生み出す時代。その時代の音楽をどうしてもCDに入れてほしかった。

体裁は2パターン。ひとつは800円と言う破格の安さを実現するためにとにかく最小限の
パッケージにしたecoカラー版(タイトル参照)
もうひとつがこの和紙でできたプレミアムバージョンです。
活版と言う技法を使い私が版画を始めたときから
紙を買わせていただいている
紙舗直さんに協力していただきました。
中には「音絵楽な話」という小さなお話がついています。
是非一度手にとって見てください。
ありがたいことに30日のイベントでは普及版も限定版も
いろいろな方々にお買い上げいただきました。

さて、ではこのCD絵本はどこで買えるのかというと
当分はMelting Kissの演奏するLIVE会場のみ。
今後ライブに注目してください。

次回は9月14日(月)グレープフルーツムーン19時40分からの
Melting KissLIVEで。

宇宙絵画大回転。

絵画大回転の瞬間
野沢二郎氏のライブペインティングは1セットめフリーの曲で
2セット目はメルティングキッスのオリジナルで描かれた。
驚くべきは2セット目
メルティングキッスのオリジナル曲「ディアボロ~恋は悪魔」
でにさらにペインティングで参加してもらう。
イントロではじめおもむろに野沢氏が
作品の後ろに回り大画面を180度回転させた。

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今回のイベントのアンケートには実に興味深いことが書かれていた
音楽とのライブペインティングって鶏が先か
たまごが先かですね。というもの
見ている人はどちらがどちらに影響されているのか
見ていて不思議に思ったと思う。
一番見ていて感じたのはこの画家の集中力の高さだ
音楽のほうは画家のアクションの予測は出来ないから
当然あおる形になる。どうだこの音は!どうだこれは!といろんな音を
投げかけるのが音楽家側からのアプローチ。
もし画家の集中力が半端なものだと
音楽に絵画が引きづられてベース音やドラム音のリズムに合わせた
手の動きになってしまう。
テンポ(速度)が速くなったら速く遅くなったら遅くという動きではない。
画家は過度の集中の中にいるので本当に必要な音だけが吸収されている
音が画面に吸収されていく。
音が画面に吸収される瞬間時空がねじれる。
空間にうごめくさまざまな形や音をグニャーッと油絵の具が
取り込んでいく感じだ。

アルバムに毎日写真をアップして行きますので見てください。
アンケートに沢山の質問が書かれていた(ありがとうございます。)ので
画家とミュージシャンにまたまたQ&Aしていきます。













描かれた大宇宙

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2009年8月30日「真夏の画家とライブハウス」多くの
お客様に来ていただきましたありがとうございました。
音楽だけでは出来ない絵画だけでは出来ないものを
作り出す挑戦の始まり。
この体験は今まででは味わえないもの。
野沢二郎氏の確かな力量と音楽が確かに触れ合った時間が展開されました
LIVEは一期一会この場所でしか味わえないものを作り続けることを
これからも大切にしていきます。
1000枚を越える土田和彦氏の迫力の画像でLIVEの臨場感をお届けします。
LIVE報告はこれからも続きます。



ラップグループ・フィーバスが応援に!!

30日東京で活躍中のラップグループフィーバスが今イベントのオープニングアクトに登場。
ラップのメッセージで画家とミュージシャンを応援してくれる。
今回のイベントで特筆すべきは
若い応援団の人たちの協力だ。デザインやDVD作成も若い協力者がいる。
超ベテランの現代アーティストとミュージシャンの
応援団はこれから未来に羽ばたく才能ばかりだ。
楽しみになってきたぞーーーー。

野沢二郎×森英記リハ。

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野沢氏の作品を見て思うこと
何かコンセプチュアルな策略というものを全く感じない
素のままに描いている(といったらいいすぎですかね)
それアトリエの建っている場所にも現れている
稲穂が実る水田の真ん中(これ首都圏ですよ)

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油絵であることも
抽象画であることも野沢氏の表現手段というのは
あらかじめ約束されていたわけで
余計な戦略で野沢さんは描いていない

森英記氏から聞いたところによると
いい音を出すためには自分が
管(くだ)のように何もない状態にならないと
いけないという。これが難しいらしい。
管になった自分にスーと音が降りてくるのだとか・・・。
ライブペイントを見ていて
まさに野沢氏も何の計算もなくスーッと音を受け止めたり
あるときはごく自然に拒絶したりして描いている気がした。
表現の瞬間はダイナミックだ!!!!






明日の浅井憲一展エンディングに乱入。

前にご紹介した北海道の彫刻家浅井憲一さんの個展はついに明日で終了します。
まだの方は是非六本木ストライプハウスギャラリーまで。
http://striped-house.com/now.html
今回森英記氏はオープニング・16日とSAXを持って会場に向った。
鉄は不思議だオープニングの日とまったく違う表情になっている
鉄がどんどん錆びで変化している。
即興のSAXが鉄によく似合っていた。不思議。反響するのかな?

いよいよ明日エンディングにふさわしい曲を吹くため森英記氏は
会場に向う。18時から演奏です皆さん是非。

鉄の彫刻家浅井憲一さんのHPはここ
http://www5f.biglobe.ne.jp/~az_asai/

音で作品は動き出す。

画家のアトリエⅰn真夏のSAX

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野沢二郎氏のアトリエに伺う
アトリエでリハーサル
野沢氏のアトリエは

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画家の理想ともいえる大きさだ。
音の響きも実に素晴らしい。二人ともキーについて話をしている
始まりはどうするのか?
音楽の肌あい絵画の肌合いをつかもうと穏やかだが
熱く話している。